・カヤックフィッシャーがカヤックフィッシングのために開発したPFDです。
・ポリエチレン製の浮力材は取り外しが可能なので、取り外してネットに入れて洗濯機で洗うことも可能です。背中の下半分は、シートと干渉しないように浮力材は入っていません。
・大容量のフロントポケット
（W16 x H21 x D5cm メイホウ社3010が左右１ずつ収納化）
・右胸、左右ショルダー部分にはナイフホルダーを装備。
・この製品はカヤックフィッシング用に開発したPFD ( Personal Floatation Device ) です。泳ぐことのできる意識のある人が落水した場合に顔が水面から出るように、浮力の補助を目的としたものです。★海難救助用の救命胴衣（ライフジャケット）ではありません。
・この製品は体にフィットさせることで機能します。ファスナー、バックル、ストラップ等は全て確実に締めてください。
・浮力は5.5kg。落水して泳ぐことを前提としているのであえて浮力は落としてあります。 (ISO 4.2.4 レベル 50(N) 5.1kg をクリアしています)


開発秘話
私たちがカヤックフィッシングを始めたのは2007年12月のことでした。当時からLITTLE OCEANというソルトブランドを立ち上げていたので、ウエーディング用のフローティングベストを着用していたのです。特段不便は感じませんでした。自社でカヤックフィッシング用のPFDを作ろうとう段になり、市販のカヤック用のPFDを購入し初めてカヤックに乗り、ウエーディング用のフローティングベストとの大きな差を実感したのでした。まさに「実感」です。

単純に言えば動きやすさ、装着感の違いでした。靴に例えれば重登山靴とランニングシューズの違いです。理由は簡単でした。カヤック用のPFDの方が、軽量かつコンパクトだったからです。

しかし1点とても不満な点があったのです。それは収納力。沈をしなければPFDの胸のポケットは濡れない収納場所として使い勝手がいい。パドリングの邪魔、あるいは再乗艇の邪魔等、いろいろとデメリットをあげることはできます。しかし大容量のウエーディング用のフローティングベストを着用してきて、カヤック用のPFDを着るといかにも、容量が少なかったのです。

そこで大容量のカヤック用のPFDを作ったのでした。